高速化による初心者トレーダーへの影響

6987ihs インターネットをはじめとする、急速なネットワークの進歩によって、現在、多くの個人投資家が、パソコンを使ってFXの取引を行っています。現時点でも、かなり取引のシステムは整備(*昨今はバイナリーオプションなるものも登場)されているように思えますが、プロのトレーダー達の多くは、現状に満足しておらず、今よりもさらにシステムを高速化させたいと考えているのです。プロのトレーダー達が、なぜさらなるシステムの高速化を求めているのかというと、


・取引に対する思考時間を増やすため

・通貨価値の変動をさらに正確に見るため

・他の投資家よりも素早く情報を知るため

・MT4で瞬時に自動売買システムの判断への対応を行うため

などの理由が挙げられます。プロがこれらの目的を達成できるシステムを手に入れたとすれば、一見、個人投資家にとっても取引しやすい環境が整ったように思えます。

実際、近年では「相場が大幅に変動するような大きな出来事が起こった場合、ヘッジファンドのようなプロの投資集団がその出来事の情報を得るのと、個人投資家が同じ情報を得るのとでは、数分程度しか変わらない」とまでいわれるようになりました。大金を払って情報を得ているヘッジファンドなどのプロの投資家と比べても、個人投資家が情報収集の面で出遅れることはほとんどない、ということです。

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それでも、私自身は、「取引の高速化が実現すれば、 FX初心者だけでなく、個人投資家全体にとって不利になる」と考えています。というのは、2010年の「フラッシュクラッシュ」に関連することなのですが、詳しい内容については、次回以降の記事で触れたいと思っています。

ところで、ここまで取り上げてきた内容は、FX初心者や個人投資家の方にとっては、正直縁遠いものではあります。それをなぜ「FX初心者が覚えておきたい事」で取り上げるのか? というと、今現在、どのくらいのレベルでFX取引がされているかを知っておいて欲しかったからです。

世界の投資家が、どれくらい高速で取引をしているのか?もっと知りたい時はこちらの詳細からどうぞ、これを知っておくことで、投資への姿勢が変わるだけでなく、「大相場」と呼ばれる、通常では考えられない値動きが発生したときに、冷静な判断をするための大きな武器になります。初心者の方にはとっつきにくい内容になるかもしれませんが、将来大きな損益を出さないためにも、予備知識としてしっかり学んでおいて下さい。